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2014.01.20 (Mon)

応募締切まであと1ヶ月!アサヒ・アートスクエア主催支援プロジェクト「オープン・スクエア・プロジェクト 2015」「グローアップ・アーティスト・プロジェクト 2014」

アサヒビール株式会社のメセナ活動の拠点となるアートスペース「アサヒ・アートスクエア」では、演劇やアートの発表・展示だけでなく、アーティストやディレクターの支援プロジェクトが開催されているのをご存知でしょうか。

今回は、アサヒ・アートスクエアが主催する2つの支援プロジェクト「オープン・スクエア・プロジェクト 2015」「グローアップ・アーティスト・プロジェクト 2014」についてご紹介します。

ヒガシ東京のアート活動の拠点「アサヒ・アートスクエア」

支援プロジェクトをご紹介する前に、まずは「アサヒ・アートスクエア」についてご説明します。

浅草を訪れたことのある方は必ずといっていいほど目にする特徴的な建物があります。スカイツリー、ビールジョッキの形をしたビル、金色の炎がたなびく黒い聖火台を表現した建物。ビールジョッキの建物はアサヒビール株式会社の本社であり、その隣の聖火台がフィリップ・スタルク氏の設計による「スーパードライホール」です。アサヒ・アートスクエアはこのスーパードライホールの4ー5階にあります。

このアサヒ・アートスクエア(4階メインフロア)は高さ6メートル、総面積260平米の大空間となっており、「未来文化の創造」「市民とアートのつなぎ手」「地域文化への着目、地域への広がり」という3つの方針に沿って、さまざまなジャンルのアーティストの作品発表の場としてはもちろん、アートに関わる人たちが学び合い交流する場であり、また地域のアート活動の拠点となることを目指したプロジェクトを展開しています。

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大空間を活かす「オープン・スクエア・プロジェクト 2015」

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アサヒ・アートスクエアの大空間を活用したプロジェクトを募集する「オープン・スクエア・プロジェクト」。これまでに北川貴好氏による「フロアランドスケープー開き、つないで、閉じていく」、福永敦氏による「ハリーバリーコーラスーまちなかの交響、隅田と浅草」が開催されています。そしてまさに現在、3回目となるオープン・スクエア・プロジェクトでは、水田紗弥子氏による「Alterspace – 変化する、仮設のアートスペース」が2月2日(日)まで開催中です。 https://higashi-tokyo.com/2014/01/09/alterspace/

(以下、プロジェクトの概要をアサヒ・アートスクエアのHPより引用)
オープン・スクエア・プロジェクトは、2011 年よりスタートしたアーティストサポート事業。公募で選ばれたアーティストが、アサヒ・アートスクエアのユニークな空間を活かした作品制作と発表を行います。創造性豊かなアーティストと、創造力を刺激する空間[=アサヒ・アートスクエア]が出会うことで、それぞれの新たな可能性を提示すること。そしてアーティストの飛躍の機会となることを目指しています。

自らの表現ともう一度向き合う「グローアップ・アーティスト・プロジェクト 2014」

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2008年より内容のリニューアルを経て、2010年から5回目を迎える「グローアップ・アーティスト・プロジェクト」。アーティストの作品のさらなるブラッシュアップを図る機会をサポートするプロジェクトです。過去には作曲家・即興演奏家の寺内大輔氏(2010年)、ダンサー・振付家の岩渕貞太氏(2011年)、音楽家の蓮沼執太氏(2012年)、美術家・映像ディレクターの山城大督氏(2013年)が選出されています。

(以下、プロジェクトの概要をアサヒ・アートスクエアのHPより引用)
グローアップ・アーティスト・プロジェクトとは、すでに発表実績のあるアーティストが自らの表現ともう一度向き合い、多角的な視点からじっくりと「考える」機会を提供するプロジェクト。「考察を深めたい」、「新しいことにチャレンジしたい」、「専門家の意見を聞いてみたい」……など。アーティストが、自身の表現の探求と新たな発想の手がかりを つかもうとするプロセスをサポートするのが、本プロジェクトです。サポート・アーティストには、AAS 会場の無償提供、AAS主催事業への招待、表現について考察を深めるための機会の提供などの支援をおこないます。本プロジェクトは、アーティストが自らの表現に向き合い「考える」ことをサポートしているため、展覧会や舞台公演といった具体的な成果発表を必ずしも求めません。この機会にどのようなことを「考え」、次なる表現へとつなげていこうとしているのかを報告していただきます。

どちらのプロジェクトも応募締切が1ヶ月を切りました。2014年、アサヒ・アートスクエアというユニークな空間で新しいチャレンジをしてみたい方、是非応募してみてはいかがでしょうか。

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