2016.02.09 （Tue）

【募集終了】カチクラエリアの建築設計事務所、地域に根ざし活躍する若手デザイナー！

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ものづくりの街として近年注目されている御徒町-蔵前-浅草橋エリア（通称カチクラ）にある建築設計事務所が、一緒に働く仲間を募集しています。店舗設計を柱としながら、浅草伝法院通りの景観設計なども手掛けた実績がある「エフ・デザイン」。大手クライアントの信頼を得て、着実に業績を拡大しています。

身近な店舗の設計を手掛ける

内装施工会社から独立する形で1991年に設立されたエフ・デザインは、商業施設の店舗デザインを中心に手掛けています。およそ四半世紀の間、デザイン性はもちろん、機能性や安全性に優れた設計力が評価されてきました。

同社のクライアントは大手飲食チェーンやコンビニエンスストア、全国展開のカラオケチェーンなど、生活の身近にある店舗が多くを占めます。和モダンからポップ路線までデザインの幅は広く、2014年には東京メトロが企画した銀座線商業エリアの駅デザインコンペに参加し、112作品中から入賞7点の1つに選ばれるなど、実力派の設計事務所です。

上野駅前の商業施設「UENO3153」に入居する、上野精養軒の新店舗。老舗の歴史を感じられる仕掛けを随所に盛り込みながら、気持ちの良い空間を生み出しています。（写真：エフ・デザイン）

浅草・伝法院通りの景観整備事業（2005年）では、それぞれの店の個性を引き出しながら、通りとしての一体感や江戸の雰囲気を感じさせるデザインに仕上げました。（写真：エフ・デザイン）

「チームワークの良い職場で、長く活躍したい方に向いていると思います」。そう説明するのは、所長の松久保秀昭さん。オフィスにお邪魔すると20代から30代の社員が多く、活気あふれる雰囲気でした。

2階オフィスでの執務中の様子。20代から30代の若手が多く働く職場です。

幅広く門戸を開く面倒見の良い職場

同社は着実な実績を背景に受注が増え続ける一方、寿退社などが続き人手不足で新しい仕事のチャンスを逃していることから、今回の求人に踏み切りました。

「実務未経験の方でも、先輩デザイナーのアシスタントから経験を積んでいただき、独り立ちまで面倒を見ます」と松久保さん。建築・デザイン系を専攻した方であれば、新卒・第二新卒から経験者まで幅広く門戸を開いています。

オフィスは東京メトロの田原町駅から徒歩2分、都営線の蔵前駅から徒歩5分、浅草駅からも徒歩圏内です。

この場所に移転したのは2014年のこと。印刷所だった建物をリノベーションして、1階をミーティングスペース、2階をワークスペースに割り当てています。大通りから1本入った落ち着いた雰囲気の場所で、並びには木造倉庫を改装した「イリヤプラスカフェ@カスタム倉庫」、表通りには昭和24年創業の老舗「パンのペリカン」など、味わいのあるお店が軒を連ねます。

現在のオフィスのエントランス。3階建ての元印刷所の1・2階をリノベーションして、2014年に移転しました。

地域貢献の取り組みも

また台東区南部のこのエリアは、手仕事のものづくりが盛んな土地柄です。地域の工房やお店200店以上が参加して様々な企画を繰り広げるイベント「モノマチ」には、エフ・デザインも移転直後から参加。「子供たちにものづくりの醍醐味を伝えたい」と社員有志が企画して、1階を開放して廃材のモザイクタイルを使ったワークショップを実施しました。

カチクラエリアで開催されるものづくりのイベント「モノマチ」では、1階スペースを開放してモザイクタイルのワークショップを開催しました。（写真：エフ・デザイン）

松久保さんは「机にしがみついていても、良いデザインはできない。人と交流し、良い店を見て回ることで新たな発想が生まれる」と言います。全国規模の企業から設計を受注する一方で、地域とのつながりも忘れない設計事務所で、クリエイティブな仕事に取り組むチャンスです。