2016.08.25 (Thu)
【募集終了】クリエイターが集う都心のヴィンテージビル@日本橋・9.7平米・2.97万円
大型開発の隙間で空洞化が進んでいた日本橋、馬喰町周辺。2003年から7年間続いたアート・デザイン・建築の複合フェスティバル「CENTRAL EAST TOKYO(セントラルイースト東京、CET)」で、古い雑居ビルに活力が吹き込まれ、アートギャラリーや若き実業家のスタジオが増えてきました。新旧の文化が融合するクリエイティブな魅力に満ちています。
そんなCETの中心地で、2011年にスタートしたシェアスタジオが『Creative Hub 131』です。さまざまな分野で活躍するアーティストやデザイナー、編集者、建築家、コンサルタントが集まるスタジオで、いま新しい入居者を募集しています。
アーティストが自らのセンスで改修・運営
今回の募集は6階北東側のスペース。2スペースに区切っての提供となります。
エレベーターがないため階段での昇り降りになりますが、適度な運動と、各フロアに拠点を構えるクリエイター同士の交流が自然と生まれる利点もあります。
建物の1階はギャラリー、2階〜6階はシェアスペース。3階には、まちに開かれた共同食堂『社員食堂Lab.』(関連記事)があって、毎週のようにイベントやワークショップが開催されています。そこに集まる人は、学生、OL、会社員、クリエイター、地元の旦那衆、美術関係者……と、世代も職種も人種もさまざま。上階に拠点を構えるクリエイターとの交流もあり、新しいアイディアやプロジェクトを生み出す、ゆるやかで豊かなコミュニティが生まれています。
このビルを手掛けたのはアーティストの新野圭二郎さん。「クリエイターには、多様性と自由度の高い場所が必要」と、ジャンルの異なるクリエイター仲間と一緒に、半年かけて一棟丸ごと手作り改装しました。
多様な人を受け入れる懐の深い街
各フロアには、まったく違う職種のクリエイターや起業家が入居。戦略コンサルティングサービスの「シュハリ」、日本各地の芸術活動を記録する「Art Autonomy Network」などアート・クリエイティブ関連の幅広いプロフェッションが集結しています。同じく新野さんがプロデュースを手掛ける隣りのビル「PUBLICUS」にも、さまざまな専門分野を持つ入居者が集います。
こうした実験的な試みが成功したのも、日本橋という立地が大きかったのだと、新野さん。「日本橋は日本の商業と文化の中心地だった歴史があるので、もともとトレランス(寛容性)の高い土地柄。だからこれだけ多様な人間が集まって新しいことをはじめても、受け入れられたのだと思います」と説明します。
鉄道4線から徒歩5分圏内と、立地は文句なし。「自分の領域を広げたいと思っている方、パブリックマインドがあって、多様性に寄与できる、おもしろい活動をしたい方を是非お待ちしています」(新野さん)
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