2013.11.11 (Mon)
お相撲さんの街、両国横網(よこあみ)に佇む「横綱バーガー(よこづなバーガー)」@両国
横網町公園の近く、隅田川と清澄通りの間の裏路地に 2011年5月にオーフ?ンした小さなハンハ?ーカ?ー屋さん。笑顔か?ステキなオーナーの人見文夫さんとこ?子息の英介さん親子にお話を伺いました。
シェフ × 横網 × ハンバーガー
「ココに出店した理由はズバリ!生まれ育った実家だから。この家はもう50~60年くらい建っていて、この場所は倉庫だったんだよ。駅からも遠いし、場所的には商売には向いてないし、オープンした今もやっぱり向いてないなぁと思うけれど、実家だから家賃もかからないしね!」
そう笑う人見文夫(ひとみふみお)オーナー。25~35歳頃、埼玉の方て?定食屋さんを営み、その後、20年以上、大手企業の社員食堂にシェフとして勤めた後、57歳のときに思い切って再独立を決心、ご両親と相談して倉庫を改築してオープン。ご自身がハンバーガー好きだったこともあるそうですが、社員食堂でハンバーガーやサンドイッチが人気だったので、コレでいこうと思ったそうです。
オーナーの隣で微笑むのは、ご子息である英介さん。父の背中を見て育った英介さんも、料理に携わるお仕事の経験者です。
「給食センターで3年くらい働いていたのですが、やめてフラフラしていた(笑)ちょうどその頃、横綱バーガーを父がオープンして、思いのほか、忙しそうだったので、手伝うことにしました(英介さん談)」
写真:「横綱バーガー」オーナーの人見文夫さん ( 右 ) と英介さん ( 左 )
食欲は大相撲!あなた好みの番付て?
写真:左からパテは 160g、120g、90g。さあ、あなたはどれにする?
メニューは、横綱バーガー、大関バーガー、小結バーガーと、横綱バーガーの2個分320gのハパテをドンと乗せた親方バーガー。その他、ハンバーガーと同じバンズで作っているタマゴサンドやツナサンドなどがあります。
こだわりはお肉とソース。お肉は和牛を使用したオリジナル配合で、錦糸町のお肉屋さんに頼んでいるそう。ソースは野菜をすりつぶしたものを基本に、お肉の美味しさを充分に味わって もらえるよう仕上げているそうて?す。
バーガー系のサイドメニューといえばポテトが定番ですが、こちらはフライではなくポテトサラダ。ハンバーガーにも使用している野菜ソースを使ったさっぱり仕立てで、こちらもオススメです。
地域に根ざすハンバーガーの味
「地域のおじいちゃんやおばあちゃんが、孫のために買っていく時に、一緒に買ってもらえたら嬉しいなと思ってサンド系を作ったんだけど、意外と横綱バーガーだけじゃ足りないっていう男性が買っていったり、若い人も買ってくれるんだよ。女の子も親方バーガー買っていったり。なにより、みんなが美味しかったよ!って言ってくれるのが一番嬉しいよ。(オーナー談)」
親子2代で繋ぐ手作りハンバーガーの味は、老若男女、年齢問わず、世代を越えて、みんなが 笑顔になれる味わいです。
この場所で根付き、この場所で育った味。隅田川テラスで、はっけよい!はっけよい!
今日の取組相手はどのバーガーにしましょうか?