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2014.07.25 (Fri)

【この1年の人気記事】「音楽の箱舟」に乗って旅をしよう。―東京藝大出身の4ピースバンド・表現(Hyogen)インタビュー

みなさん、こんにちは! LwP magazineライターの佐藤由衣です。
8月のサイトリニューアルにむけて、LwP magazineでは今までの記事を振り返る企画をお届けしています。この7月は「この1年の閲覧回数が上位だった人気記事」をご紹介!

本日、私がご紹介するのはこちらの記事です。

「音楽の箱舟」に乗って旅をしよう。―東京藝大出身の4ピースバンド・表現(Hyogen)インタビュー

Photo by hal
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ライターもすっかりファンに!「表現(Hyogen)」の魅力

「表現(Hyogen)」は、東京藝術大学出身の4人の音楽家が2005年に結成したオルタナティブ・フォークバンド。アコーディオン+ヴァイオリン+ギター+コントラバスという、ユニークな編成のバンドです。

「表現(Hyogen)」は、日暮里のギャラリー「HIGURE 17-15 cas」で展示イベントを行ったり、千駄木にあるお寺「光源寺」で音楽教室「音のてらこや」を開催したりするなど、ヒガシ東京でも精力的に活動をしています。私が初めて彼らの音楽を聴いたのは、入谷のシェアアトリエ「reboot」での開催されたイベントでのこと。不思議な音の重なりに、あっという間に惹きこまれました。

彼らが奏でる音楽を聴いていると、ふと、日常と非日常のあわいを漂っているような気分になることがあります。穏やかな気持ちと心もとない気持ちが混ざり合い、遠い遠い異国の地を、たった1人で旅しているような気がしてくるのです。

初めてメンバーにお会いした時の印象は、「非常に寡黙な音楽団」でした(笑)
その印象が合っていたのかどうかは……ぜひインタビューを読んで、確認してみてください。

夏から秋にかけて、バンドはヨーロッパツアーへ!

「表現(Hyogen)」のメンバーにインタビューを行った際、今後の展望を伺いました。その時にコントラバスの園田さんが、「ヨーロッパでの演奏を勧められることが多いです。ロンドンで演奏したことがありますが、機会があれば他の国でも演奏してみたいですね」と仰っていました。

その言葉通り、「表現(Hyogen)」は今年の8月〜9月にかけて、パリ・プラハ・ベルリンを回るヨーロッパツアーを行うそうです。古いヨーロッパの街並みにしっくり似合いそうな「表現(Hyogen)」の音楽。現地で聴くことができないのが残念ですね。

今年(2014年)は、北九州市小倉にある閉鎖される商店街でライブ演奏やワークショップを行ったり、両国門天ホールでアフリカンダンスとのコラボレーションライブを行ったりもしてきました。まさに「表現」の幅を次々と広げていくバンドの活動を、今後も追いかけていきたいと思います。

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「音楽の箱舟」に乗って旅をしよう。―東京藝大出身の4ピースバンド・表現(Hyogen)インタビュー

この記事を書いた人/提供メディア

Yui Sato

東東京のニュースタイルカルチャー研究員。下町の伝統と今風の文化をミックスした作品・商品や、それらを作り出す人々に強く惹かれます。 初めての1人暮らしの地・森下に住み始めて4年。東東京は、深く関わるほど味わい深く、愛着を感じるエリアだと実感する日々を送っています。ふだん書いているのは、ミニシアター系映画の紹介など。夢は、ミニシアターのない東東京で、定期的に映画の上映会を開催すること!

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