2014.12.10 (Wed)
リピーターの連鎖 江戸木箸大黒屋の「贈り物」<東東京の贈り物 Vol.1>
2014年も最後の12月がやって来ました。この時期、世界中の誰もに共通する課題が「贈り物」選び。贈り物は、贈る側も、もらう側もワクワクするもの。 前回紹介した、「江戸木箸大黒屋」代表取締役であり、手作り箸職人さん 竹田勝彦さんの箸の感動的な感覚を忘れられず、「贈り物」には最高!と、再訪問して参りました。
生のお客さんの声がとにかく熱い
私がどんなに「贈り物」にしたいかを書くよりも、今回短時間の取材中に訪れたお客さんたちの生の声をお届けしましょう。
― 若いカップル(男性)「前にあげたお箸、もう、すごい気に入ってもらって。また贈ろうかと思って。」
― 若いカップル(女性)「○○ちゃんは、どれにしようか?△△ちゃんはこれもってるんだっけ?」
(どうも、このお客さんのまわりのいろいろな人が、大黒屋さんの箸を使っている様子ですね。)
― 年配カップル(女性)「もう何年も使って、ダメになっちゃたから、同じの買いに来たの」
― 竹田さん「直してあげたのに!」
― 年配カップル(女性)「もう今日は同じの買っていくわ。もうこれ以外は使えないのよ。」
― 年配カップル(男性)「これだ、これだ!」(お目当ての箸が見つかった様子)
(このお客さんは、長年のリピーターのようですね。)
いかがでしょう?大黒屋さんの筋金入りリピーターの多さは想像に難くありません。
人間工学的アプローチで作られた秀逸な箸。どれを、誰に選ぶ?!
日本料理をおいしく食べる”道具”として計算しつくされた作品は木材も様々で、超最高級箸から日常用箸まで、膨大な種類・サイズがあります。
”伝統は守るものではなく、進化するもの”、”機能性重視の結果がデザインに繋がる”という、実に人間工学的アプローチで日本の伝統を継承している竹田さんの作業は、すべて目と手の感覚によるもの。
1年かかった新作 箸を持つ手がすべらない「吸い付き箸」
「親が箸が持ちにくい」というお客さんの声から、”箸が持ちにくい人に、持ちやすく” というのが、この11月発売になったばかりの「吸い付き箸」開発のきっかけでした。
指が触れる部分には特殊塗料が塗られていて、「わっ!」と言ってしまったほど本当に吸い付く感覚!全くすべりません。この塗料は優れもので、洗うときにはツルツルになり、乾くとシットリ超薄いゴムのような触感。
「わっ!」という感動をぜひ味わってください。
詳細情報
名称 | 江戸木箸大黒屋 |
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住所 | 東京都墨田区東向島2-3-6 |
URL | |
その他 | 注文・問い合わせ:TEL: 03-3611-0163 / FAX: 03-3611-0180 【写真:大黒屋 代表取締役 竹田勝彦さん、風情のあるお店の前で。】 |