2015.06.03 (Wed)
常識を疑って生まれた雨の日グッズ@蔵前<雨が待ち遠しくなる傘 Vol.1>
そろそろ梅雨の気配を感じる頃。しとしと降り続ける雨に、どうしても気分も湿りがちです。6月の「今月のおすすめ」では、「雨が待ち遠しくなる傘」と題して、梅雨の時期をポジティブに乗り切るアイデアをご紹介します。
暮らしに、小さなイノベーション
モノづくりの新たな発信地として、ここ数年の東東京エリアの盛り上がりを彩ってきたお店のひとつが、蔵前にあるKONCENT(コンセント)です。
同店をプロデュースするh concept(アッシュコンセプト)は、その土地の文化や作り手と密につながりながら、製品に込められた物語まで大切に考えたモノづくりを行っています。すべての製品に共通するこだわりは、単にデザインが良いだけではなく、使う人の暮らしを少し楽しく、豊かにしてくれること。ほぼ一カ月毎にレイアウトが変わるという店内には、つねに新しい発見や驚きがあふれ、いつ訪れてもワクワクした気持ちにしてくれます。
雨の日に、人を思う傘
アッシュコンセプトのオリジナルブランドである<+d>からは、さまざまなデザイナーのアイデアから生まれた製品が発売されています。構想から数十年、デザイナー梶本博司氏の「傘はもっと使いやすくなるはず!」という 熱意と執念によって生み出されたのが、これまでの常識を覆す<UnBRELLA(アンブレラ)>。
閉じた時に、濡れた面が内側になり、満員電車でも周りの人の服や荷物を濡らしません。梶本氏は、このアイデアを形にするために、数え切れないほどの改良を重ね、製品化に漕ぎつけたそうです。閉じた状態で逆さまにすると自立してくれるのもポイントのひとつ、ちょっと置きたい時にも便利です。一般的な傘とは開き方がまったく違うので、最初はちょっと不思議な感覚です。人にやさしい思いやりがある傘に、ぜひ店頭で触れてみてください。
これが傘立ての最終形!?
晴れた日の傘立ての置き場所に困ったことはありませんか?そのままエントランスに置きっぱなしにしておいても、ちょっと邪魔…。「もっと小さな傘立てが欲しい」というニーズに応えて生まれたのが、数々のデザイン賞を受賞している<SPLASH(スプラッシュ)>です。
使い方は至ってシンプル、傘の先をポンと突き立てるだけです。とてもコンパクトなデザインなので、雨の日以外はオブジェのようにエントランスを彩ってくれます。同シリーズとして、オフィスなどのシックな環境にも自然になじみ、折りたたみの傘まで立てられる<SPLASH SQUARE>も登場。旧来からの傘立ての概念を大きく変える、実用性とデザイン性を兼ね備えた傘立てです。
雨の日は、どうしても沈んだ気分になりがち。KONCENTが提案する雨グッズは、そんな雨の日さえも楽しく演出してくれます。初めて買う人は、きっと次の雨が待ち遠しくなるはずですよ。
6月おすすめ:雨が待ち遠しくなる傘
詳細情報
名称 | KONCENT Kuramae |
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住所 | 東京都台東区蔵前2-4-5 1F |
URL | |
その他 |