2015.06.30 (Tue)
デザインの力であざやかによみがえる傘@プラスリング<雨が待ち遠しくなる傘 Vol.3>
しとしと降り続ける雨に、どうしても気分も湿りがちです。6月の「今月のおすすめ」では、「雨が待ち遠しくなる傘」と題して、梅雨の時期をポジティブに乗り切るアイデアをご紹介します。
Vol.3はあざやかなデザインが特徴の「+RING(プラスリング)」さん。たくさんの布を使ったパッチワークのようなデザインには秘密があるんです。
傘に愛着を持ってほしい
プラスリングの傘は、開いた時のあざやかなデザインが特徴。そのデザインには秘密が。この傘、廃棄してしまうデッドストックパーツからできているんです。生地の染色などで仕上がりの色が少し違って使えない部分などがこれまでは大量に廃棄されていました。使えるにも関わらず廃棄されてしまう布を何とか利用できないかと考え生まれたのが+RINGなのです。もちろん、使われているのも傘用の布なので防水・撥水はバッチリです。
様々な布のパーツを組み合わせて作られるので、できあがった傘は1本だけのオリジナル。出会った時が運命の時。一期一会の傘なのです。
商品化に至るまでは簡単ではなかったそう。通常、傘は一枚の布から作られるのですが、プラスリングの傘は布を組み合わせて作られているため縫い目から雨が漏れないようにする工夫が必要。雨が漏れない傘を作るために試行錯誤が3年間続いたそうです。
傘が大量に廃棄されてしまっている現状はよくないという思いから、プラスリングでは壊れた傘の修繕もできます。傘の1本1本に、愛着をもって長く使ってほしいという思いが込められいるのです。
自分用にも、ギフトにも
プラスリングの傘を愛用している方々の中には、プレゼント用に購入する方も多いのだとか。お友達の誕生日や、父の日のプレゼントにもピッタリです。普段使いをするものだからこそ、物語のある商品を贈りたいですよね。
またプラスリングでは、同じ布を利用したトートバッグやキャップの販売もスタートしています。こちらの商品も防水・撥水性の布が使用されているので、雨の日にも使えます。気持ちが沈みがちの雨の日ですが、鮮やかなデザインのグッズを持てば気持ちも楽しくなるはず!
廃棄の運命にあった布にデザインの力がプラスされて新しいものへ生まれ変わる。傘はもちろん、トートバッグやキャップなど、どれもオリジナルで魅力的。今年は、自分だけの1本見つけてみてはいかがでしょうか。