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2013.12.21 (Sat)

世界が恋する下町!ホステル Nui.(ヌイ)HOSTEL&BAR LOUNGE@蔵前

一歩踏み入れる前から、居心地の良さを感じるお店や場所がある。ものづくりの町・蔵前に居を構えるホステル“Nui.(ヌイ)”はまさにそんな予感を感じさせる場所です。

Nui.(正式名称はNui. HOSTEL&BAR LOUNGE)は、世界中の旅人を迎えるホステル。おもちゃ屋さんの倉庫だった建物が改装され、ハイセンスな宿泊施設兼バーに生まれ変わりました。建物の1階にはバーが、2階から5階には滞在者用のドミトリー・個室フロアが入っています。
どの空間にも共通して言えるのは、「居心地」がすごくいいこと。数々の口コミサイトで、世界中のゲストがNui.に高い評価をつけています。
今回はホステルとバー、それぞれの空間に込められた「想い」を中心に、取材をさせていただきました。

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ホステルは「誰もが居心地のいい空間に」

通りからガラス越しに見える1階のバーは、平日・週末を問わず、いつも旅人の姿で溢れています。まだ夕飯には少し早い夕方に訪れてみると、バーはまだ落ち着いたカフェのような雰囲気。外国からのゲストがソファでのんびり本を読んだり、コーヒーを片手に談笑したり。銘々の時をリラックスして過ごしていました。日が暮れるのと共に旅人が集まりはじめ、カフェのような雰囲気は、にぎやかなバーのそれに変わっていきます。

日が完全に暮れ、ますます活気づく店内で耳をすますと、聞こえてくるのは英語だけではありません。フランス語、中国語、フィンランド語…いろいろな言葉が飛び交う店内は、まるで異国の旅先。下町の一角に、こんな別空間が広がっていたことに驚きます。

「外国からのお客さんが居心地よく過ごせるように、工夫しているところがいくつもあるんです」と話してくれたのは、創始メンバーのひとり、COOの宮嶌さん。入谷の古民家ゲストハウス”toco.”http://backpackersjapan.co.jp/での経験を経て、みんなでこの空間を造りあげました。

ゲストと友達のようにコミュニケーションをとれるよう、外国語を話せるスタッフだけを採用。長身の旅行者でもぐっすり眠れるようにと、自前で作った大きめのベッド。広めに作られたトイレやシャワースペース。そして、ゲストがリラックスしてくつろげる開放感のあるバー。滞在スペースのあちこちに、外国からのゲストを迎え続けてきた創始メンバーの経験が活かされています。

スタッフの宮嶌さんと解放感のある店内
スタッフの宮嶌さんと開放感のある店内

 

食事は「とにかくおいしく、お財布にやさしく」

せっかくきたので、滞在者人気NO.1のメニューを頼んでみました。人気NO.1は生地からつくるマルゲリータ・ピザ、500円。500円!?というのが信じられないかもしれませんが、Nui.のメニューはどれも滞在者のお財布に驚くほどやさしい。300円から選べるおつまみに、ジンジャーチキン(500円)、ガパオライス(700円)、グリーンカレー(700円)、と多国籍にわたるメニューはどれも手頃でおいしそう!

一番人気のマルゲリータ・ピザはなんと500円!
一番人気のマルゲリータ・ピザはなんと500円!

「外国の方に人気のメニューを選んだんですか?」と宮嶌さんに聞くと、答えは「食事に関しては“おいしいこと”を優先しました!」と、なんともシンプル!そうそう、食事はおいしいのが一番ですよね!

スタッフの笑顔もおいしさのひみつ!
スタッフの笑顔もおいしさのひみつ!

バーは「自然な会話が生まれる空間に」

話題はメニューの話からバーの話へ。このバーにも様々な工夫が凝らされていることがわかってきます。スタンド式の席が多いのは、隣のグループの会話にも、すぐに加わることができるように。誰かに声をかけられたときに、すぐに振り向くことができるように。「席に座っているグループに割って入っていくことってなかなかないですよね。でもスタンド式の席であれば、もっと簡単に知らない人の輪に入ることができるんです!」うーん、お見事!!

スタンドだからこそ気楽
スタンド式だからこそ、自由で気楽。

その言葉通り、スタンド式の席の周りには自然と人の輪ができていく。旅人の想いを熟知したメンバーが創ったこの空間には「人と人との交流」が自然に生まれる工夫が、はじめから設計に組み込まれているのです。

談笑

ー振り返ると、そこに新しい空間、新しい輪がー
そんなNui.を一度訪れてみませんか?

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