2014.02.18 (Tue)
【3月21日(金・祝)27日(木)28日(金)開催】伝統芸能を学んだ子どもたちの晴れ舞台を公開
近頃、注目を集めている和のおけいこ。古きよき日本の伝統を学べることはもちろん、先生や諸先輩方の立ち居振る舞いから得るものも多いと、老若男女問わず始める人が増えています。
世界的な文化創造都市・東京を目指して様々な活動を展開する、東京都などが主宰する「東京文化発信プロジェクト」では、子どもたちに向けた和のおけいこプログラム「東京発・伝統WA感動 キッズ伝統芸能体験」を6年前から実施。この3月には、7ヶ月に渡るおけいこの集大成である発表会を開催します。
(写真:過去の長唄(三味線)発表会の様子。今年も300人を越える小中高校生が、おけいこの成果をお披露目します)
技だけでなく礼儀や姿勢もまるごと学ぶ
「キッズ伝統芸能体験」で触れられる伝統芸能は、能楽・長唄・三曲・日本舞踊。講師を務めるのは、皆さんプロの表現者。7月に体験教室を設け、生徒を募集。9月から翌3月まで7ヶ月間、コースごとにおけいこします。
(写真:“本物”に触れることで、伝統と技を肌で感じます。こちらは過去の能楽発表会)
伝統的な芸術の世界で一つの道を歩み続けている表現者。その姿勢・感性・立ち居振る舞いなど、プロが身にまとう空気に触れること自体もおけいこ。言葉や理屈を超えて子どもたちに感じてほしいという想いから、おけいこは時に優しく、時にキリッと厳しくもあります。
今回の舞台では、子どもたちが向き合った「日本の心」を公開。講師による本格的なプロの舞台もあります。入場は無料(事前申込制、2月27日(木)〆切)。ぜひこの機会に、和の世界を覗いてみてください。