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2014.06.27 (Fri)

【もう一度読んでほしい!】ホテルの小さな“灯り”が、街を人を変えていくー「カンガルーホテル」@山谷

皆さん、こんにちは!空き家&空き店舗活用ウォッチャーの滝田知歩です。
6月は今までのマガジンを振り返ってもう一度読んでほしい記事をピックアップする・・ということで、私はこちらの記事を選びました!

ヒガシ東京のさらにヒガシを照らす“灯り”こぼれる小さなホテルー「カンガルーホテル」@山谷

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本来でしたら、私が現在シリーズ化して追いかけている「空き家&空き店舗で暮らす、遊ぶ!」をご紹介するところなのかもしれません。でもこのシリーズにも通じている「街における建物の存在価値」について気づかせてくれた……というか、その場所が人と街に与える影響を私に教えてくれたのが、カンガルーホテルだったのです。

人通りの少ない山谷の街に人が集まるきっかけに

カンガルーホテルは、浅草のすぐ隣り、山谷と呼ばれる安宿街にあるホテルです。ホテルのコンセプトは“過不足なく泊まれる”こと。必要のないアメニティ類を省くことで、シングル3,600円からという低料金に設定。日本人の旅行客、外国人バックパッカー、女性の一人旅、受験生などに利用されています。

オーナーの小菅さんは元グラフィック・デザイナー。そのため、コンクリート打ちっぱなしの外観、ヴィンテージの家具を配したインテリアなど、“ドヤ街”をイメージしていると、そのハイセンスな雰囲気にちょっとびっくりしてしまうかもしれません。でもそれも小菅さんの作戦のひとつ。ガラス張りのおしゃれな外観や、ホテルの灯りが街を照らすことで、今まであまり寄り付かなかった若い女性や親子連れの人通りが増えたのだそうです。

現在カンガルーホテルは、向かいに建つ小菅さんの実家だった旅館の取り壊しが終了し、2軒目となる「カンガルーホテル SIDE-B」の工事が本格スタート! スタッフも4名なら総勢10名に増強し、SIDE-Bにつながるステップを着々と上がっているところなのだそうです。

ぜひこの記事をご覧になって、“建物が街を変えていくる力”を感じてみてください。

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ヒガシ東京のさらにヒガシを照らす“灯り”こぼれる小さなホテルー「カンガルーホテル」@山谷

この記事を書いた人/提供メディア

Chiho Takita

空き家&空き店舗活用研究員。普段はマネー誌のライターだが、地域に根ざした暮らしと仕事をしたいと思い、東東京マガジンライターに。浅草~向島界隈を中心に街歩きをしていたところ、空き家&空き店舗を再生して図書館やギャラリー、カフェ、イベントスペースに活用している事例を知り、これらの取材をするように。浅草在住。

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