2014.12.24 （Wed）

使いながら足になじむ。暮らしの中で育くむスリッパ。はきものと革のブランド トートーニー＠台東区＜東東京の贈り物vol.3＞

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2014年も最後の12月がやって来ました。この時期、世界中の誰しも共通する課題が「贈り物選び」。贈り物は、贈る側も、もらう側もワクワクするもの。今回は、トートーニーさんのスリッパをご紹介。革のスリッパなんて生活がちょっと贅沢に感じられるかも。実はこのスリッパ、１枚の革からできているんです。

１枚の革をスリッパに。トートーニーだからできたこと。

自宅やオフィスで何気なく履いているスリッパ。どんなものを履いていますか？スリッパは、毎日使うもの。朝から夜まで、スリッパを履いている時間って意外と長いのでは？

だからこそ、自分に合ったもの、気持ちよく使えるものを選びたいですよね。トートーニーのスリッパは革製。革でできているので、使えば使うほどその人の足になじんできます。時間がたつほど気持ちよく、自分だけのスリッパに。

くるっとまるまった革のスリッパに足を入れると、足の甲がぴたっとなじむ感覚。履いて歩くと床の感触が足の裏にしっかりと伝わってきます。床と足の裏の間には１枚の革のみ。シンプルな形がトートーニーのスリッパの特徴です。

「１枚の革から靴を作る」という技法や発想は新しいものではないそうです。『モカシン』というネイティブ・インディアンの手で発達したその構造は、もっともシンプルで、原形は閉塞型の履物の起源とされています。原初的な形は1万4000年前に表れたという説もあり、現代では、スリッポン形式で様々なテイストのものが存在します。構造は足の裏から包む一枚の革にU字型の甲革を縫合後、ソールなどが取り付けられた革靴のことを指します。

ソールのついていない純正のモカシンの原形が、実際のものづくりには採用されることが少なかったそう。

トートーニーの神田さんは、ずっと靴づくりをしていたわけではなく、様々な経験の持ち主。靴を売る立場で働いたり、デザイナーと現場の間に立つプロジェクトに携わったり、アパレルショップでも仕事をしたそうです。

「その時、その時、これを学びたい。と思ったことを実行していたら今につながっていました」と神田さん。

靴作りの現場にいただけでは“当たり前”で終わってしまった発想でも「おもしろい！」と感じることができたのは、神田さんのこれまでの様々な経験があったからこそだと思いました。

暮らしの中に仕事がある。24時間、体感しながらものづくりができている

「足のサイズが小さいから合う靴がなくて作りたいと思ったんです」

神田さんはとても小柄な女性です。「自分に合う靴がない！だから作ろう」と上京。実は私も足が小さく、靴には本当に悩まされるので神田さんの気持ち本当に共感しました。

【スリッパのサイズ展開：17.5cm～1.5cm刻み。重ねて収納も便利】

小さいサイズも充実しているので家族みんなでお揃いにしても楽しいですね！

スリッパ以外でもトートーニーで展開される商品は神田さんが自分の暮らしの中で「こうしたいな」「こんなものがあったら便利だな」と思うことが形になったものです。

「24時間体感しながらものづくりをしている感じなんです」

インタビューの中で印象に残った言葉です。普段の生活の中でひらめいたり、「こうしたい！」と思った時に、東東京は革を扱っている素材屋さんもある、職人さんも多い、そして歴史も長い。革製品を作ることへの想いを肌で感じながらものづくりができているのだそうです。

暮らしと仕事が一体化している神田さんが作るからこそ、トートーニーの商品は私たちの暮らしにそっとなじんでくれるのかもしれません。使えば使うほど、味がでてくるスリッパはその人の暮らしの歴史も一緒に作ってくれるはず。

家族に、友人に、大切な人に１足贈ってみませんか？

≪読者プレゼントのお知らせ！≫

【プレゼント写真：18.5cm～20cm ナチュラル色のスリッパ１足】

下記の応募条件を元に送付いただき、抽選でトートーニーさんからの「贈り物」が当たります。

■応募条件：「東東京の○（まる）」を写真に撮り、それにまつわるエピソードやコメント、投稿者ネーム（ペンネーム可）と共にお送りください。
※応募の内容や「東東京の○（まる）」の写真例などはリンク先の別ページをご覧ください。
https://higashi-tokyo.com/2014/12/09/gift_for_you/

■送付先：hello@higashi-tokyo.com 宛にメールに添付してお送りください。
■応募期限：1月14日【募集は終了しました】
■プレゼント当選者発表：1月28日

※抽選でプレゼント当選した方には頂いたメールに返信差し上げ、送付先の住所や宛名を伺い致します。