2015.03.03 (Tue)
【3/1~3/31】開催中!「39アート in 向島 2015」
東京スカイツリー・押上駅の隣駅、曳舟駅界隈にて「39アートin向島2015」が3/1より開催されています。
アートの記念日、39(サンキュー)アート!
そもそも「39アートin向島」とは、現代美術作家の開発好明さんが発案した、「毎年3月9日をアートの記念日にしよう!」という活動である「Thank you @RTの日」(サンキュー!アートの日)を発端としています。
この活動に賛同した地域や団体が毎年3月9日を中心にアートイベントを開催しており、向島も地域として毎年参加しているそう。
墨田区向島はアートの島
「そんなのもう知ってるよ!」という人には全く不要な説明ですが、向島は「墨田区はまだスカイツリーしか行ったことない」「アートといえば美術館にしか行かない」という方には、この「39アートin向島」を機に絶対に足を運んでもらいたいエリアです。
下町の風情あふれる街中に、空家や空店舗や工場などをリノベーションしてできたショップやギャラリー・アトリエが立ち並び、その数と勢いは年々大きくなっており、若手美術家・活動家のパワーがまさに渦巻いています。いわゆる作家という人達だけでなく、地域の人々も独自の活動を行い、それらが交わることでより多彩で独特なエリアとなっています。
6年目となる39アートin向島。今年の見どころは?
「39アートin向島」はなんと今年で6年目!今年は1ヶ月間で39にも及ぶ企画が開催されています。街中の「行き止まり」を研究するドンツキ協会のドンツキ研究室(ラボ)、渋谷の一軒家を拠点に現在50名が活動している渋家が新しく墨田区につくった拠点「渋家工房」によるオープンスタジオ、
中小企業の社長たちが仕事終わりに集まってコツコツ小型飛行機を作っている団体「ヒコーキやろう」による制作風景公開、その他にも地元のカフェやバーでの展示、民家を開放して行う写真展など。また今年は、現代美術作家タノタイガさんを招聘し、この地域でしかできない作品が制作・発表されるとのこと。
この3月は是非「39アートin向島2015」を訪れて、地域に密着した多様なアートを体感してみてはいかがでしょうか。このエリアと人々のパワーに触れることで、ついでに新年度に向けての元気をもらえるかもしれませんよ。