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2014.02.07 (Fri)

【募集終了】Be Good Neighbors!交流しながらアトリエやオフィスを構えたい人へ。

「自分の仕事や活動に集中するアトリエやオフィスが欲しいけれど、色々な人と出会ったり交流するのを諦めたくないーー。」そんなあなたにピッタリの場所が中央区日本橋でメンバーを募集しています。

写真:Creative Hub131の外観。右半分は新スペースPUBLICUS
写真:Creative Hub131の外観。右半分は新スペースPUBLICUS

ビルの名前は Creative Hub131(以下、131)といいアーティストやデザイナーなどが集まるクリエイタービル。この6階にグラフィックデザイナーやライター、ファッションデザイナーが拠点を構えるシェアスペース「スプリンクル」があります。

今回はこのスプリンクルをシェアする新メンバーを募集します。
なお、今回募集しているスペースは限定2組の募集となるので、気になる方はお早めに。

また、馬喰町駅や東日本橋駅など3駅からアクセスの良いこのビルの周辺エリアは、定食も食べれるカフェ「フクモリ」やアガタ竹澤ビル、starnet tokyoなどの人気店が集積するようになっています。

写真:Creative Hub131のエントランス。PUBLICUS1階にはrensaというカフェレストランがある
写真:Creative Hub131のエントランス。PUBLICUS1階にはrensaというカフェレストランがある。

限定2組の募集。アトリエやオフィスにも使えるスペース

今回の募集スペースは約22平米あるスプリンクルのスペースのうち、150cm×75cmのデスク1。
また、もう少し気軽に使いたい、モノはそんなに必要ない方向けの10,000円のデスク2もあります。幅は約100cm 奥行き65cmです。

写真:今回の対象となるデスク1の様子。相談により棚設置なども可能
写真:今回の対象となるデスク1の様子。相談により棚設置なども可能。

あまりに大きな音が出る作業は難しいですが、ミシンの音をはじめとした作業はOK。光インターネットも通じるし、利用時間も24時間365日大丈夫です。また共有のソファやベランダもあり作業の休憩に使え、メンバーと相談の上、棚を置くようなことも可能です。

部屋は窓側にあり、日差しの良く入る明るいので、昼間の作業はとても気持ち良さそうです。

写真:部屋全体の様子。窓からの日差しが心地いい!デスク2は右側のテーブルの白い椅子が2つ並ぶところです。
写真:部屋全体の様子。窓からの日差しが心地いい!デスク2は右側のテーブルの白い椅子がふたつ並ぶところです。

ただ、ビルの6階に位置しますがエレベーターはないので、大きい荷物や重い荷物の搬入出はそれなりに大変かもしれません。また空調はあるものの古いビルのため、真冬の寒さや真夏の暑さは普通のオフィスよりも気になることもありそう。

ですが、このビルの一番の魅力は『多様な人たちとの出会いや交流』。
131をプロデュースし自身はアーティストの新野圭二郎さん、スプリンクルの隣に拠点を構えるクリエイティブチームの株式会社ベクトカルチャー、アート関連の幅広い活動を行うArt Autonomy Networkなどビルのメンバーは大変魅力的な方々が集まっています。

リノベ好き、食好き、仕事の可能性を広げたい人に向いたスペース

現在、シェアしているメンバーはグラフィックデザインチームbulwarkのデザイナー神明篤志さん、greenz.jpや雑誌、あるいは震災後東北で始まったものづくりの物語を紹介するサイト『東北マニュファクチュール・ストーリー』のライターや事務局も進める飛田恵美子さん、ファッションデザイナーの丸山陽平さんです。

今回はその中から神明さんにスプリンクルに拠点を構えることについてお話を伺いました。

写真:インタビューにお答えいただいたグラフィックデザイナーの神明さん。131を通じたコラボの実践者
写真:インタビューにお答えいただいたグラフィックデザイナーの神明さん。131を通じたコラボの実践者。

ーーー神明さんはいつからこの場所を利用していますか。
131がオープンした当初から利用しています。2010年秋の解体作業から参加しているので3年以上です。スプリンクルの中では一番の古株です。

ーーーこの場所に拠点を構えはじめたキッカケを教えてください。
4年ほどデザイン会社に勤めた後、独立しました。自分の可能性や関係性がまだまだ把握しきれていなかったので、131なら可能性を広げられるのではないかと思い、活動を開始しました。

ーーー拠点を構えてみて、実際どうでしたか?
知らない分野の人たちとたくさん知り合うことができました。
普段から見学に来る人などもいますが、それ以外にもこのビルの3階「社員食堂」にはたくさんの人が来ています。社員食堂での交流を通じて生まれる繋がりからイベントなどが企画されていくこともあります。

僕自身もこの場所での出会いから違う分野の人たちとコラボレーションすることにもなりました。

定期的に皆で食事会が開かれる3階「社員食堂」。多くの交流が生まれている
定期的に皆で食事会が開かれる3階「社員食堂」。多くの交流が生まれている。

ーーーどんなコラボレーションなのか、教えてもらえませんか?
アトリエとキッチンのマルシェ」というアクセサリー、雑貨、コスメ、スイーツなど見ているだけで楽しくなる出展者 約60組に出展してもらうマルシェのイベントで、前回は2013年11月に第2回目を開催しました。この131のほか2会場に協力してもらい多くのお客さんにご来場いただきました。このイベントは6階のお隣にオフィスを構えるベクトカルチャー株式会社とスプリンクルの飛田さんと私で運営しています。

アトリエとキッチンのマルシェの様子。多くの人が訪れるイベントとなった。
アトリエとキッチンのマルシェの様子。多くの人が訪れるイベントとなった。

ほかにも「フィルム・ア・ラ・ターブル」という食と映画のイベントや、グラフィックの仕事の依頼をうけるというようなことも起きています。

ーーーその他にもスプリンクルのメンバーが関わる活動はありますか?
6階のメンバーで月に2回「6階食堂(パルプンテ)」を開催しています。たいてい何も起こらないけど、何が起こるかわからない、 あの呪文のような食堂です(笑)3階にある社員食堂で行うこの活動は、特別な料理をつくることが目的ではなく、メンバー同士や外部の方の交流を目指しています。

6階食堂パルプンテで提供された食事。6階のメンバーが中心となって開催されている。
6階食堂パルプンテで提供された食事。6階のメンバーが中心となって開催されている。

ーーー今回の募集ではどんな方に応募いただきたいですか?
リノベーション(物件)がすき。食に関することがすき。(料理が好き、地域の食材が好き、食べるのが好き)自分の行動に責任とリスクを持ちながら、仕事の可能性や幅を広げていく、そんな人が良いかと思います。ちなみに、ライターやデザイナーですといっしょに仕事をする機会が生まれるかもしれません。
あと、メンバーを含めいろいろな人の出入りがあるので、一人でこもって仕事をしたい人には向かない場所だと思います。

ーーー神明さん、ありがとうございました!

スプリンクルのある131には人と人とが出会う場があり、スプリンクルや6階のメンバーがその運営の一端を担っているように感じました。ですので、応募される方は、ご自身の活動の柱がありつつも、他の方々との交流やイベントや場の運営などに興味を持てる方が向いていると思います。多くの方と出会いや場の運営に関わるキッカケを得ながらご自身の活動も広げていく。そんな思いのある方、スプリンクルに拠点を構えてみませんか?みなさんのご応募お待ちしています。

この記事を書いた人/提供メディア

Hiroyuki Imamura

東東京マガジン編集長。毎日を旅のような日々を送りたいと思っていたが、たくさんの人と出会い、たくさんの場所へ行く日々はいつの間にか旅のような日常になりつつある。東東京のトピックスで特に関心が強いのは、主宰者の人となりや独自の工夫が反映されたプロジェクト。まちづくり会社ドラマチックの代表社員。

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