2015.06.02 (Tue)
老舗料亭の若旦那に聞く「浅草ファミリーコース」<家族団らんー家族で遊びにいく東東京 Vol.2前編>
5月になり、随分と気候が良くなりましたね。梅雨に入るまでのこの天気とちょうど良い湿度がずっと続けば良いのに!と思っている方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
東東京マガジンではそんな陽気の良いこの時期にあわせて、東東京にお住まいのご家族3組に、家族団らんで遊びにいくおすすめのスポットを教えてもらいました。
Vol.2にご登場いただくのは、浅草の老舗料亭「都鳥」の若旦那・河村英朗さん。浅草の花柳界(芸者さんの世界)を知ってもらうため、初めての人でも気軽にお座敷遊びや芸者さんとの会話を楽しめるイベント「お座敷かふぇ」を主宰している方です。生粋の浅草っ子の英朗さんは、家族とどんなところへ遊びに行くのでしょうか?
浅草寺、花やしき、まつり湯…休日も浅草三昧!
――休日は、どんなふうに過ごしていますか?
英朗さん 子供連れの定番中の定番は、浅草寺の辺りをぶらぶらしてから花やしきへ行って、それから浅草ROX内にあるまつり湯でごはんを食べて、銭湯に入るというコースですね。
――わぁ、楽しそう!一つひとつ、詳しく聞かせてください。
英朗さん 特に予定が無い時はなんとなくいつも浅草寺方面に行っちゃうんですよね。道中で雷おこし食べたり、揚げまんじゅうとかジェラート屋さんに行ったり、あとは嫁と子どもの様子見つつ骨董屋さんにちょっと寄ってみたり。浅草は誘惑が多いんですよね。すぐお財布が軽くなっちゃう(笑)。
――花やしきでは、どんな乗り物に乗るんですか?
英朗さん 子どもが好きなのは、斜めにビューッとぐるぐるするやつ…あれ、何て言うんだろう(笑)(※1)。あと、定番だけどメリーゴーラウンド。ふたつとも、抱っこすれば乳幼児でも乗れるんです。何度も行ってますけど、子どもたちは全然飽きませんね。
※1 傾斜角12度のステージの上で回転する二人乗りマシン「カーニバル」のことだと判明しました!
――まつり湯には、お食事処があるんですね。
英朗さん そうなんです。7階がお風呂で、6階がお食事処やリラクゼーション施設になっています。広い座敷があって、子ども達ものびのびできるんですよ。メニューの種類もたくさんあるんですけど、娘の紗羅はいつもお子様ラーメンです。あと離乳食は無料なので子供が小さい時はすごーく助かりました。お風呂も露天風呂だったりジェットバスとかトルマリン風呂とか、いくつも種類があって楽しめます。友人ともよく行きますね。
――まさに浅草っ子!という1日ですね。粋だなぁ。ちなみに、浅草以外ではどんなところに行くんですか?
英朗さん やっぱり公園ですね。墨田公園に上野公園に…上野公園の横には、上野子ども遊園地っていう、本当に小さな乗り物がある遊園地があるんですよ。それと、国際子ども図書館。子どものための本が沢山あって、子どもたちは夢中になって図鑑を見ますね。絵本を読み聞かせたりしています。
ちょっと東東京から外れちゃうかもしれないですけど、浅草からの水上バスで浜離宮へ行って子ども達を放牧するというパターンとか…あとは、月島の「ピクニックカフェ ワンガンズー アドベンチャー」っていう子どもの施設に最近行きました。ボールプールや滑り台のようなプレイグランドがあって、それを囲むようにカフェスペースがあって。子どもが遊び回ってる間、大人は椅子に座ってのんびりできるというありがたい場所です(笑)。
※ ※ ※
どこも楽しそう! やっぱり、暮らしている人からの口コミが一番ですね。東東京で暮らすお父さん・お母さん、休日のネタに困ったらぜひ参考にしてください! 後編では、東東京ならではの子育てについてお話を伺いたいと思います。