ホーム > インタビュー > 自然と会話が生まれるコーヒースタンド@江東区<新歓(SHINKAN)─新人さんもそうでない人も! 東東京の参加したいコミュニティvol.4 後編>

2015.04.27 (Mon)

自然と会話が生まれるコーヒースタンド@江東区<新歓(SHINKAN)─新人さんもそうでない人も! 東東京の参加したいコミュニティvol.4 後編>

4月と言えば、入学式や入社式など新生活がはじまる季節。このマガジンの読者の方にもこの4月から東東京に住む方や東東京で働き始めるという方もいるかもしれません。

そんな方や東東京にもっと関わるキッカケを欲しいという方々にお送りするのが4月の特集「新歓(SHINKAN)─新人さんもそうでない人も! 東東京の参加したいコミュニティ」です。

東東京に住みはじめたけれど、もっと色々な人たちとつながりたい、一緒に何かをやりたいという方々に向けて、様々なコミュニティをご紹介します。

vol.4では、深川・清澄白河エリアの小さなコーヒースタンド「sunday zoo」をご紹介します。前編では、自然と会話が生まれる理由をお聞きしましたが、後編では、コーヒーの思いや今後の展望をお伺いします。

おいしい1杯をチョイスするコーヒーソムリエ

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自然と会話が生まれるのは、おいしいコーヒーあってからこそ。「sunday zoo」では、常時6~8種類の豆を用意。店主の奥野さんが焙煎した豆で、1杯ずつ丁寧にコーヒーを淹れていきます。奥野さんのコーヒーへの思いを教えていただきましょう。

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「ひと口味わって、“おいしい”とか“ほっとする”って言ってもらえるコーヒー屋でありたいんです。豆の焼き方、淹れ方などちょっとした違いで味が変わるから、コーヒーってひと言では語れないんですよね。そこが魅力でもありますけど。どうしても苦い飲み物って固定観念があるんですけど、本当は華やかで、味わい深いものなんです。

だから自分が味わった経験をお客さんにも提供できたらいいなと思ってます。ここに来る前に何を食べたか、今どんな気分なのか、お客さんの要望を聞いてコーヒーを選んでお出ししてますよ」。

小さいお店作りをサポートできたら

最近、カフェブームに沸いているこのエリア。休日ともなると、コーヒー好きたちが集まってきて、お店をハシゴしたりする現象も。そんなこの土地でどんな展望があるのでしょうか?

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「もんじゃストリートみたいに、こういう小さい店がもっとできたらいいなって思ってます。ズラりと並ぶお店の中で、好みの1軒を見つけて通ったり、そんな街になったらおもしろいかなって。

僕は、20代のころに1970年代のアメリカの文化をもろに受けたんです。ヒッピー(※)カルチャーが盛んな時で、あんな風に生きられたらっていう憧れがあって。会社員っていう働き方だけじゃなくて、自由に働けるような小さな店が増えたら素敵ですね。そして今後は、そういう空間を作りたいっていう若者をサポートできたら」。

競合店ができるのは、同業者にとっては嫌なことだと思い込んでいました。だけど、本当にコーヒーが好きな店主は、“もっとコーヒーに触れてほしい”とどこまでも人のことを思いやる気持ちに満ちていて、こちらまで優しい気持ちに包まれました。

※ヒッピー
ヒッピーは1960年代後半にサンフランシスコを中心にした、既成の価値観に囚われずシンプルな生活を求めようとしたカルチャーのこと。故スティーブ・ジョブスもその影響を受けたことで知られている。奇抜なファッションと生活スタイルで誤解を受けることが多いが、隣人愛と自然を尊重したコミュニティで大切に生きることを信条とした。

2015年4月特集:新歓(SHINKAN)─新人さんもそうでない人も!東東京の参加したいコミュニティ

詳細情報

名称sunday zoo
住所東京都江東区平野2-17-4-101
URL

http://www.karny.jp/zoo/

その他営業時間:
金・土10:30~18:00
日10:30~16:30

定休日:
月~木

この記事を書いた人/提供メディア

フナマキ

布団大好きライター。本当は、朝からお友達とお出かけしたり、小洒落たエッグベネディクトを食べたり、早朝の澄み切った空気をスーハーしたいです。東東京に住み始めて1年。いまだに友達がひとりもできません。東東京バンザイ!

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