2015.04.22 (Wed)
「愛と品質」で下町を面白くするプロ集団@墨田区<新歓(SHINKAN)─新人さんもそうでない人も! 東東京の参加したいコミュニティ Vol.3 前編>
4月と言えば、入学式や入社式など新生活がはじまる季節。このマガジンの読者の方にもこの4月から東東京に住む方や東東京で働き始めるという方もいるかもしれません。
そんな方や東東京にもっと関わるキッカケを欲しいという方々にお送りするのが4月の特集「新歓(SHINKAN)─新人さんもそうでない人も! 東東京の参加したいコミュニティ」です。
東東京に住みはじめたけれど、もっと色々な人たちとつながりたい、一緒に何かをやりたいという方々に向けて、様々なコミュニティをご紹介します。
Vol.3では、地域が持つ魅力の発信を手助けするクリエイター集団「すみだクリエイターズクラブ」、愛称「クリクラ」にご登場いただきます。
クリクラは、墨田区をこよなく愛するクリエイターたちが集まるネットワーク。2013年9月に立ち上がり、今では約80人がリストに名前を連ねます。4月16日に開催された月例ミーティングの様子をレポートしつつ、どんな方々が集まっているのか、まずはのぞいてみることにしましょう。
和気あいあいのミーティング
この日の会場は隅田川のほとり、今年3月にオープンしたばかりの「両国テラス」。20人を超えるメンバーが集まりました。多くの方が自転車で来ていたのが、いかにもご近所さんという感じ。
今回が初めての人も多かったので、まずは参加者の自己紹介から始まりました。職種はデザイナーやライター、ウェブディレクター、映像作家、建築設計など多岐にわたり、なかにはフットサルチームの広報や墨田区の親善大使といった方々も。年齢も20代から60代まで幅広く、中心は30〜40代といったところです。
「墨田区在住・在勤が原則ですが、区内での活動に興味があるクリエイターだったら、どなたでも歓迎です。最近は台東区側の人も増えていますよ」。そう話すのは、墨田区吾妻橋で広告事務所を営むディレクター、三井千賀子さん。クリクラの呼び掛け人の1人です。
下町への愛でゆるくつながる
「ゆるいご近所付き合い。あまりかっちりしていないのがいい」。クリクラの中心メンバーの1人で墨田区八広でアートスペース「yahiro 8」を主宰する、イラストレーターでグラフィックデザイナーの木村吉見さんは、クリクラの活動をそう評します。
メンバーには生粋の下町育ちの方もいますが、最近はニューカマーが増えているそう。下町の雰囲気や生活のしやすさを気に入って、他の地域から墨田区に引っ越して来たり、仕事の拠点を設けたりといった方々を、暖かく迎え入れている様子が伝わってきました。筆者も誘われるままに、メンバーに加えていただきました!
三井さんは、墨田区近辺を「部活動が多い街」と説明します。「手芸部やギター部、自転車部……身の回りでいろんな部活があります。クリクラもそのうちの1つですね」
ただクリクラが一般の部活動と違うのは、実際に地域の魅力を伝える業務を、「仕事」として請け負っている点。行政や地元企業から相談を受けると、メンバーのなかから適材適所、チームを組んで臨んでいます。今までクリクラがどのような活動をしてきたのか? それは後編でご紹介しましょう。
4月特集:新歓(SHINKAN)─新人さんもそうでない人も!東東京の参加したいコミュニティ
<Vol.1後編>新人さんいらっしゃーい!社員食堂Lab.@中央区日本橋
<Vol.2前編>向島のリトルロンドン『Ipcress Lounge』では何か新しいことが生まれそうな空気充満
<Vol.2後編>向島のリトルロンドン『Ipcress Lounge』では何か新しいことが生まれそうな空気充満
<Vol.3前編>「愛と品質」で下町を面白くするプロ集団@墨田区
<Vol.3後編>「愛と品質」で下町を面白くするプロ集団@墨田区
<Vol.4前編>自然と会話が生まれるコーヒースタンド@江東区
<Vol.4後編>自然と会話が生まれるコーヒースタンド@江東区
詳細情報
名称 | すみだクリエイターズクラブ |
---|---|
住所 | 東京都墨田区吾妻橋1-23-30 リバーピア吾妻橋1010 |
URL | |
その他 | Facebook ページ https://www.facebook.com/sumidacc |